notesarchive:2010-Oct,Nov,Dec
2010年12月31日金曜日、快晴。
a symbol.(2010年最終更新)
本当に久々の更新となりました。およそ3ヶ月半振り、ですね。
個人的に色々とあり、また文字通り更新する際のノート代わりとなっているノパソの調子が悪くなり、
修理対応の果てにこれだけの期間が空いてしまいました(更に言うと、修理も再修理対応まで至りましたし。。。)

正直な話、まだ私的に落ち着いた状況にはありません。
こういう時だからこそ、という意味合いも込めて再びアレコレ書こうかなと思っていたら、
気がついたらもう大晦日、です(…

私感としては、今年の年末は何となく周りに急かされている、という感じがします。
これについての良し悪しは…原状考えることをしないようにします。
が、それによって何らかの支障が出た際にはそれなりに対応する事となるでしょうね。



写真は先日撮影した東京タワーです。

年末の東京タワーを意識して見るようになって6年目。
自分自身も色々と変わってるのと同様、街並みも結構変わっています。
以前あったものがそこにはなく、その代わりに新しいものが出来ていたり、
また、変わらずにあるものも幾つかありました。

また東京タワー自体も、その本来の役割である電波塔としての役割を終える日が近づいています。
東京スカイツリーの完成に伴い、TVの放送電波を発信する役目を譲ることになっています。
※厳密には、予備電波塔としての役割を担う事になります。
 また、FM放送の電波やJRの防護無線を発する電波塔としての役割は引き続き担う予定です。

そんな東京スカイツリーも、着実に「育って」いるようです(来年末には「完成」しているんですよね)。
先日、タワー周辺の開発状況の進捗状況と共に、最寄り駅の一つである東武線の業平橋駅の
「とうきょうスカイツリー駅」への改称が発表されました。
※まぁ、細かいところについては何も言いません(w
※それに自分が行くとしたら、地元から乗り換えなしで辿りつける押上駅を使うだろうし。


既に半月以上前の話となりましたが、今年の漢字が発表されています。
今年は文字通り記録的な猛暑、及びチリでの岩盤崩落事故に伴う生き埋め事故からの生還、
惑星探査機「はやぶさ」の「生還」等々の理由により「暑」という一字と相成りました。
まぁ、後者2つについては「猛暑の中閉じ込められながらも生還を果たした」
「何万度という成層圏を抜けて、惑星の物質を持って帰ってきた」とのことで結構こじつけ度が
満載なのですが、それは例年に同じく…ということで捉えるとしましょうか(w

月並みな言葉ですが、今年も例年になく色々な事象が起こりました。
とは言え、果たしてそれらの事象に中身があるのか…と掘り下げてみると首を傾げたくなることばかり。
詳細を連ねるのは割愛しますが、ある意味気を配っていれば防ぐことは出来たのに…と思わざるをえません。
もちろん、人と人とがやり取りする以上、国・信条・性別等が異なれば食い違いは生ずるもの。
気を配っていてもトラブルが起きないとは限りません。
が、何となく………稚拙なものを感じたのは自分だけでしょうか?

自分自身にとっての今年の漢字ですが、正直言って一つに絞ることができませんでした。
もっとも、裏をかえせばそれだけ今年は公私共に混沌としていた、という事で取って頂ければ。
いや、そうして頂けるとありがたいかな…と(汗

自分の中で認める用、知人・友人に話す用とうある中で、ここに書く用として適当かな…
と感じた一字の漢字は、「民」という字です。
政権交代2年目となった今年ですが、政権与党となった民主党に対して批判の目が多数向けられている原状があります。
数字だけを測るのもアレですが、明確な基準と言うべき内閣支持率は危険水域と呼ばれている30%を切ったと言われています
(具体的な数字は調査メディアにより差異があるため割愛)。
その原因は…と、そういった組織内の、本筋とは逸れたところであーだこーだ言う事に関しては
ほとんどと言っていいほど興味はないので割愛。
そういう内容も若干は含まれていますが、ここで言いたいのは民(国民・市民等を総称してここではこう呼ぶとします)が
意見を発する機会が増え、また発する必要性が多くなってきたな。。。と言うことです。

今年は、今までのblogに加えてUSTREAM、twitter等の手段を用いて、個々が意見を発する機会が増えた一年だったな。。。と感じます。
もちろん、手段があっても伝えたい内容が無ければ増えたことにはなりません。
何が言いたいかというと、今まで信じていたものが信じられなくなったが故に、ならば自分が…という人の増加があるのではないかと思います
(その象徴がWikileaksではないかな…と思う次第)。

技術の進歩は、人の進歩よりも速く、そのような流れはおそらく止められるものではないでしょう。
それに比例して、物言う民も増えることでしょう。
ただその内容ははっきり言って玉石混交。それらの情報との適切な付き合い方が求められるでしょう。
それが、来年以降の生きやすさ・生きにくさを左右するのではないかな。。。と思う次第です。


また、「民」でもう一つ。
裁判員制度により選ばれた裁判員もここで定義してもいいと思います。
昨年5月から始まったこの制度、メディアでの触れ込みの中に「見ず知らずの人に死刑を宣告することになるかもしれない」
と言うのがあったのを記憶しているのですが、今年それが現実化しました。今日現在、その判決が確定したという話は聞いていないのですが、
いずれそれもありうるという覚悟はしておく必要はあるでしょう。

先に書いた「物言う民」、果たして裁きを与える覚悟をどう捉えているのでしょうね。
自分もこういうふうに書いている以上、この「物言う民」の一人に入ります。もちろん、覚悟の絶対性を感じます。


最後に、自分の話を少し。
先に書いた、自分に認める用の今年の漢字のうちの一つに「廻」と言うものがあります。
詳細は省きますが、色々なものとの嬉しい「再開」がありました。
それも、廻りに廻って、自分が思いもよらなかったアプローチによるもので。
ある意味、「継続は力なり」というシンプルでいて、それが故に馬鹿にされがちなこの言葉のポテンシャルを感じました。

今年の自分は、冒頭にも書いたとおりですが「+」or「−」で言ったら原状後者です。
でも、いずれこの一年が自分にとって前者に逆転することを祈って、いや信じて来年を生きたいと思う次第です。

それでも、年末の東京タワーを自分の目で見ることが出来たというのは自分にとってとても良かったことだと確信しています。
言い換えれば、今日その日まで生をうけているわけですし。
来年は、今の自分がが抱え込んでいる・携えている迷い・モヤモヤ・重たい想いを持たずにこの東京タワーを見たいものです。


それでは今年も一年ありがとうございました。
ほとんど更新できずにすみませんでした。それでも今、この内容を見ている人に深謝します。
2011年、良い年になりますように。そして良い年にしていきましょう。
最低でも、「明るい年」となるよう努めないと、ですね。

ありがとうございました。
2010.12.31 arkia

(2010年12月31日、22時)