2007年06月30日

last stage and start

 4/6,平日。当然会社は有給発動済み。そして何をするのかと申しますと、いよいよ運転免許取得の最終段階、免許試験場での学科試験でございます。
 運転免許は各都道府県の公安委員会(平たく言うと警察)が発行しているもの。その為居住地に最低1つはある試験場に行って免許申請⇒各種条件を満たしたものに対して免許証が交付されます。そしてその条件の一つに学科試験で90点以上取るというものがあります。

 自分は東京都在住のため、3つある免許試験場(府中・鮫洲・江東)のうちいずれかに行くこととなります。ちなみに隣接しているところですと、神奈川県は二俣川、埼玉県は鴻巣、千葉県は幕張にあります。
 ここで冒頭に平日だって事を書いたのは訳がありまして。周知の事実だとは思いますが免許試験は平日にしか実施しておりません。ただ今年4月からは神奈川県のみ日曜日に実施しているようです。ただし10日前までに往復はがきにて申請が必要です。神奈川県在住の方はどうするか、悩みどころかもしれませんね。

 そして自分は近いというわけではありませんが府中へ。自分の家族は自分除いて全員免許持ちということを書きましたが、代々伝わるイベント(?)として家族の誰かが同伴で車で向かうというのがあります。そして今日もそれは例外ではなく。府中試験場にはそれなりに駐車場はありますし(もっとも試験場サイドでは控えてほしいようですが)。

 学科試験までの手続きは…
1:申請書を書く
2:お金代わりの証紙を買う
3:適性検査(視力検査)を受ける
4:申請書類一式の提出
…となります。
 1の申請書はすでに教習所にて受け取っていたので書くことはあまりなし。ただし東京都の場合ですが、裏側に健康状態についての自己申告欄があります。6項目あるうちいずれかに必ずチェックマークが必要なので忘れないようにしましょう(手続きが後回しにされます)。
 2の証紙は窓口があります。一番多い教習所卒業⇒初の試験の場合は合格した後の申請料を含めて4200円。まずその中の2100円分を申請書に貼付します。
 貼付したら3の適性検査。例のCみたいなものの穴の空いている方向を答えるものです。3つ4つ答えたら色覚検査。一度に2つの色が出てきて、それぞれ答えるというものです。何もなければ1分とかからないでしょう。
 そして4番。提出するものは証紙の貼った申請書・住民票・そして教習所の卒業証明書。2,3確認事項に答えて受理されれば、いよいよ試験室です。ちなみに東京都の場合、繁忙期(今年は3/16から本日4/6迄)は1日1回しか試験を受けることはできません。よって落ちるといろんな意味で「痛い」のです。

 そして学科試験。お約束のマークシート。仮免学科と同様、問題用紙は使い回しのため書き込みはできません。その代わり回答用紙にメモ欄があるのも仮免同様。府中以外の所はわからないのですが、ここには50インチぐらいのプラズマディスプレイがあり、この画面に試験の残り時間が表示されていました。ちなみにこれから本試験を受ける皆様、時間配分には十分気をつけましょう。試験時間の50分をフルに使って見直しをすることをおすすめします。

 そして試験終了から合格発表まではおよそ1時間待ち。しかし一つやることがあります。東京都・埼玉県は今年からIC免許証なるものになり、交付される免許証には本籍の記載がありません。情報はICに記憶されており、内容照会には暗証番号が必要となります。
 そして、そのやることというのは此の暗証番号の手続きをすることです。専用の機械に4桁の暗証番号を2つ登録し、その番号が書かれた紙を発行しておきます。それにしても暗証番号をこうやって紙にしておくには正直どうかと思いますが、この紙はなくさないようにしましょう。暗証番号を忘れたり、照会の際に何回か間違えてロックがかかったら手続きは非常に面倒です。特に暗証番号照会はわざわざ府中or鮫洲or江東の試験場に行く必要がありますし。。。

 さておきいよいよ合格発表。試験時間中に残り時間を表示した画面に30人ごとに合否が下されます。画面に合格者の受験番号が表示される形式。そして自分の番号は…確かにありました。
 残念ながら不合格の人は申請書類一式を返却された後とっととお帰り。残った人たち(=合格者)は免許申請の手続きをします。先程購入した残りの証紙を申請書に貼り、交付される内容に誤字脱字誤りがないかを確認したのち、写真撮影です。  果たして自分がどんな写真写りになったのかについては後述するとして、結構流れ作業で1人あたり30秒ほどで終了します。

 そしていよいよ交付。。。ですが、時期が時期の為結構待たされました。予定時刻よりも45分押し。しかも1日2回試験(午前と午後)の所、どうやら午前は2回やったらしく輪をかけて交付窓口は混雑していました。
 そして交付された免許証は、確かに分厚く感じました。言うなれば、同じくICの入ったSuicaやPASMOと見事に同サイズ。受領後はすぐ近くにある読み取り機で、ICに記録されている本籍の確認の後、ようやく手続終了です。8時に窓口が開いてからここまで6時間。正直時間がかかりすぎですね。。。

 さて、これにて運転免許取得記は終了です。短い(長い?)間おつきあいいただきましてありがとうございます。これからこの場所には前回書いたとおり車について色々と書こうかなと思っています。引き続きよろしくお願い申し上げます。

 ちなみに写真写りはというと。。。見事に「どこ向いているのですか」状態でした;
………いやね、どこに視線を合わせたらよいかわからないうちに撮られたわけで(以下略)

投稿者 arkia : 02:00 | コメント (1) | トラックバック (0)
カテゴリー:教習簿

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コメント

明日鮫洲に本試験を受けに行くので、すごく参考になります!^^不安だったので詳しい順序解説が助かりました;ありがとうございますm(_)m

投稿者 とおこ : 2007年11月07日 00:33

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